●特急くろしお号「ミュージックチャイム」について
JR西日本の「特急くろしお・スーパーくろしお」では、各駅到着前にその駅に合わせた曲と沿線案内(きのくに線内)をテープで流していて、車内チャイムは童謡・唱歌などをアレンジしたものとなってます。正式名称みたいなのは「くろしおミュージックチャイム」と呼んでます。各駅に違う車内チャイムの使用開始は1986年(初代)11月のダイヤ改正からで、1989年スーパーくろしお登場時(2代目)、1998年の381系リニューアル(3代目)の際、チャイムが更新されました。なお塗り替え変更時では旧塗装列車でも3代目を流してます。ここでは現在使用されてる3代目を公開します。
●現在の状況
3代目は主に“スーパーくろしお”で流れ、“くろしおでは鉄道唱歌”が使用されてましたが、テープや装置の老朽化が進み、和歌山列車区・みやこ列車区・天王寺車掌区ではテープを廃棄し始めてるようで、一部列車もチャイムの装置の取り外しをしてます。最後まで残ってたと思われる新宮鉄道部でも鳴らさなくなったため、各駅に異なる車内チャイムは終了したと思われます。
●283系オーシャンアロー
元々オーシャンアローでも流す予定だったのですが、複雑なため流さないようになり、車内のスクロールする電光表示で案内をしてます。1種類のオリジナルチャイムが鳴るだけです。
●2代目の車内チャイム・沿線案内
2代目の天王寺終着または新大阪方面は「道頓堀行進曲(MIDI再現)」を、御坊は一時期に「海(海は広いな)」のチャイムを使用していて、沿線案内は何度も更新されてました(特に世界リゾート博の時)。そのほかの曲目は音色等の違い前記の曲以外すべて3代目と同じです。
●現在の沿線案内
現在のは一度も更新されてません。そのためテープ制作以降に新規停車が決まった「西九条・和泉砂川・和泉府中」は各駅チャイムがなく何も流さないか、付属の鉄道唱歌を流します。沿線案内は和歌山〜新宮の全駅あり、テープのパターンは4種類(新宮行き・白浜行き・新宮発・白浜発)で、海南・湯浅・南部の案内は白浜行きでしか聞けないため、現在は聞くことが困難だと思います。さらには御坊・南部・白浜は使用停止のようです(SPK81さんの情報)
ちなみに2代目(日根野停車以降)も同じパターンでした。
★くろしお・スーパーくろしおの「車内放送・沿線案内」は「こちら」 |
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